俳優の石田純一さんは芸能活動そのもの以外に、マスコミに対する発言でも注目される方です。
過去の「不倫は文化」といった発言が騒動になり、バッシングされたことは有名だと思います。
1996年、当時石田さんは女優の松原千明さんと結婚している身でしたが、雑誌「フォーカス」にモデルの長谷川理恵さんとの不倫をスクープされました。
その際に「文化や芸術といったものが不倫という恋愛から生まれることもある。作品が素晴らしければ褒め讃えられて、その人の行為は唾棄すべきものとは僕は思えない」という不倫自体を肯定するような発言をして大バッシングを受けました。
翌年に『スーパーJチャンネル』のメインキャスターに抜擢されたのですが、そもそも芸能人の不倫を扱うような情報番組の司会に、不倫真っ最中の人間が就任すること自体に批判があったようです。
そしてその年の8月に再度週刊誌に長谷川さんとの密会を報じられて、番組を降板する騒動もありました。
その後はプロゴルファーの東尾理子さんと結婚し幸せな家庭を築いている石田さんですが、都知事選に出ると言って取りやめたり、コ ロナの時には世間が自粛中にも関わらずゴルフや外食などで顰蹙を買うなど、なにかと話題を提供してくれます。
誕生日:昭和29年(1954年)1月14日
出身地:東京都目黒区
身長:177㎝
血液型:A型
デビュー:1979年
所属事務所:スカイコーポレーション→メロン
出演作:『愛と平成の色男』『君の瞳に恋してる!』『結婚の理想と現実』など
石田純一が国会前で行ったスピーチの内容
なにかと問題発言の多い石田純一さんですが、2015年に国会前で行ったスピーチも有名です。
国会が会議中の9月、「平和安全法制関連法案」に反対するデモが大規模に国会前で開かれたのですが、ここで石田さんがスピーチをしたわけです。
自身の代名詞とも言える「不倫は文化」になぞらえて、「戦争は文化ではありません。絶対にわれわれは誇るべき平和をずっーと、もう一度言います、戦後70年、80年、100年、続けていこうではありませんか」という言葉が各メディアに取り上げられて話題になったということです。
石田さんのスピーチの要点をまとめると以下のようになります。
- 歴史が続いている中、まだものを言える国にいるということは救いがある
- 京都でもデモを見てきて、今まで政治に無関心だった人たちが立ち上がっているのを目の辺りにしてきた
- 日本が攻められたら、個別的自衛権、そこで周辺事態でなんとかなる
- 世界が誇る平和国家を100年、150年と続けていきたい
- 集団的自衛権は必要なく、個別的自衛権で十分
- アメリカの機嫌を取っていることに疑問
そして第二次世界大戦で亡くなった人達、空襲やインパール作戦での死者数などをあげて、前述の戦争は文化ではないという締めくくりの言葉につながっていった流れになります。
ニュースでも石田さんの言葉が多く取り上げられました。
都知事選は石田純一さんが出馬する様な軽いものではないでしょう?何のビジョンもない記者会見では野党からの推薦をアピールするのみ。常識家で聡明な理子さん、夫の暴走を引き止めたらいかがでしょう。国会前で「戦争は文化ではない」とアピールしていた姿も軽薄としか映りませんでしたよ、石田さん。
— デヴィ スカルノ (@dewisukarno) July 8, 2016
一部著名人から批判の声があったのも事実です。
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ここ数年は政治的な発言があまり聞かれない石田さんですが、息子のいしだ壱成さんと親子役で共演が実現した『散歩屋ケンちゃん』 が公開されるなど、本業の方では頑張っておられます。
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